オフィスチェアの選び方で悩んでいませんか?
テレワークが一般的となり、自宅に専用のワークチェアを購入したい人は増えましたが、手頃な価格のものから、高機能な製品もあるので、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。
この記事では、オフィスチェアの種類や機能、選び方のポイントについて解説します。実際にショールームやメーカーの販売店を巡り、自分自身が購入した体験を元に整理しているので、理想的なオフィスチェアを探している人には参考になると思います。
理想的なオフィスチェアが手に入ると、自宅での作業の生産性が上がり、腰痛などの問題も解消されるので、毎日の生活が楽しくなりますよ!
オフィスチェアは受注生産の場合もあり、注文から納品まで数週間掛かることもあるので、少しでも早く理想的なオフィスチェアを手に入れるために、検討を進めていきましょう。
考えが纏まったら、一度オフィスチェアを試座しにいきましょう。
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1. オフィスチェアの種類
オフィスチェアは、パソコンなどのデスクワークはもちろん、クリエイティブな作業や勉強、動画視聴やテレビゲームなど、様々な用途で使用されます。オフィスチェアの種類と特徴の概要は以下の通りです。
種類 | 特徴 | 価格の目安 |
ワーク チェア | 省スペース設計で事務作業 の効率性を重視 | 5000円前後~ |
エルゴノミクス (人間工学) チェア | クリエイティブ作業などを 長時間行っても体への負担 が少ない | 5万円以上 |
プレジデント チェア | 上質な雰囲気でリラックス 効果が高い | 3万円以上 |
ゲーミング チェア | 長時間のゲームが快適に 楽しめる | 5万円以上 |
自宅で長時間のデスクワークをする場合には、人間工学に基づき、疲れにくくて正しい姿勢をキープできる『エルゴノミクスチェア』がおすすめです!
2. 作業時の正しい姿勢
オフィスチェアで作業をする時の正しい姿勢は以下の通りです。
- 首から肩、背中から腰へかけての2か所のS字カーブを支えるように背もたれがフィットすること
- 椅子の背もたれまで奥深く腰掛け、足を垂直に近い状態で下ろし、足裏全体を床へつけること
- 骨盤が立っていること
これらの正しい姿勢を維持できるオフィスチェアを選びましょう。
3. オフィスチェアを選ぶ7つのポイント
ここでは、オフィスチェアを選ぶ時に抑えるべき7つのポイントについて解説します。
1. 背もたれの高さ
チェアの背もたれ(バックレスト)には、ローバック、ミドルバック、ハイバックの3種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
背もたれの 高さ | メリット | デメリット | |
ロー バック | 腰から背中 ぐらいまで | ・コンパクト ・圧迫感がない ・比較的安価 | ・長時間作業に 向かない |
ミドル バック | 肩口 ぐらいまで | ・座り心地が良く、 ハイバック程の 圧迫感はない ・商品数が多い | ・ハイバック程 リラックスで きない |
ハイ バック | 背面を広く カバー | ・座り心地が良く、 長時間座っても 疲れにくい | ・サイズが大きく 圧迫感がある ・高額な傾向 |
長時間の作業が必要な方や、座り心地を優先する方には、ハイバック(もしくはミドルバック)がおすすめです!
2. ロッキング機能
ロッキングとは、チェアの背もたれが寄りかかった時に倒れて、ゆらゆらと揺れる機能です。長時間のデスクワークの合間に体を伸ばしてリラックス・リフレッシュできます。背もたれのみが後ろに可動するもの、背もたれと座面が繋がって同じ角度で可動するもの、座面と背もたれがシンクロして可動するものなど様々です。
何かを書いたり、集中して作業をする際には、『前傾チルト』機能があるチェアがおすすめです。前傾チルト機能とは、チェアの座面を前に傾けた状態にする機能であり、イラストレーターや漫画家の方に人気です。
3. アームレスト有無
アームレスト(肘かけ)は単にリラックスできる以外にも、両腕を程よい高さに置いて支えることが出来ます。背中から腰へかけてのS字カーブも維持しやすくなり、肩こりや腰痛をやわらげる効果が期待できます。長時間のデスクワークには、アームレスト有のチェアがおすすめです!
4. ヘッドレスト有無
ヘッドレストがあれば、後頭部までをすっぽりサポートしてくれます。角度や高さ調整機能がついたタイプもあり、作業の合間に仮眠を取る場合にも便利です。普段から後傾で座ることが多く、考え事や作業時、休憩時にリクライニングを使ってゆったりと座るような方にはおすすめです!
5. ランバーサポート有無
ランバーサポートとは、背もたれの腰の位置についているクッションです。しっかり腰にフィットしてサポートし、背中から腰へかけてのS字カーブを維持しやすくしてくれるので、腰への負担が和らぎ、作業効率がアップします。高価格帯のオフィスチェアなら、ランバーサポートを自分に最適な位置に調整できるものもあります。
6. 背もたれの張地
チェアの背もたれ(バックレスト)部分に使われる張地(はりじ)は、大きく分けて『メッシュ』、『ファブリック布地』、『PUレザー』の3種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
張地の種類 | メリット | デメリット |
メッシュ | ・通気性に優れる ・蒸れにくい ・オールシーズン快適 | ・メッシュのすき間 にホコリがたまり やすい |
ファブリック 布地 | ・柔らかく手触りが良い ・カラー展開が豊富 ・おしゃれ ・比較的安価 | ・水や汚れに弱い |
PUレザー | ・高級感がある ・汚れに強い ・スタイリッシュ | ・蒸れやすい |
快適性を最優先するのであれば、背もたれの張地は『メッシュ』がおすすめです!
7. 座面の素材
オフィスチェアに使われる座面の素材は、大きく分けて『メッシュ』、『ウレタン』、『モールドウレタン』の3種類があります。それぞれの特徴は以下の通りです。
座面の素材 | メリット | デメリット |
メッシュ | ・ゆるやかなカーブの デザインで体にフィット し、座り心地が良い ・通気性に優れる ・オールシーズン快適 | ・メッシュのすき間 にホコリがたまり やすい |
ウレタン | ・クッション性があり、 長時間座っていても 痛くならない | ・メッシュほど通気 性はよくない |
モールド ウレタン | ・型崩れしにくい ・長時間座っても 疲れにくい | ・座面が少し固め |
長時間の作業が多い場合は、最も快適な『ウレタン』がおすすめです!
4. おすすめチェア4選
ここでは、おすすめのオフィスチェア4選を紹介します。
1位:オカムラ シルフィー
コスパも含めて一番のおすすめは、オカムラのシルフィーです!前傾姿勢がとれ、ランバーサポートもあり、ウレタン素材の座面は最高の座り心地で、背もたれをメッシュにすれば通気性がとても良く、オールシーズンで快適に使えます!
2位:ハーマンミラー セイルチェア
見た目を重視するのであれば、Herman Miller(ハーマンミラー)のセイルチェアがおすすめです!!めちゃくちゃかっこいい上に機能性も抜群なので、本当に良い椅子だと思います!!
3位:オカムラ コンテッサセコンダ
金銭的に余裕があれば、オカムラのコンテッサセコンダがおすすめです!オカムラの最高級チェアで、デザインもとても美しく、グッドデザイン賞にも選ばれています!
4位:ハーマンミラー アーロンリマスタード
ハーマンミラーで最も有名なのはアーロンチェアです。大人気漫画『ONE PIECE』の作者である尾田栄一郎先生が愛用していることでも話題になった、高機能オフィスチェアです!
5. まとめ
- 長時間のデスクワークには『エルゴノミクスチェア』がおすすめ。
- 正しい姿勢を維持できるチェアを選ぼう。
- チェア選びで抑えるべき7つのポイントは以下。
・背もたれの高さ:ハイバック
・ロッキング機能:前傾チルト機能付き
・アームレスト有無:有
・ヘッドレスト有無:有
・ランバーサポート有無:有
・バックレストに使われる張地:メッシュ
・座面の素材:ウレタン - おすすめオフィスチェア4選は以下。
・オカムラ シルフィー
・ハーマンミラー セイルチェア
・オカムラ コンテッサセコンダ
・ハーマンミラー アーロンリマスタード
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